春期・夏期・冬期、また同じ作業をしていませんか
塾やスクールを経営していると、季節講習のたびにチラシを作り、SNSに投稿し、保護者向けの案内文を用意する、という作業が年に3〜4回は必ずやってきます。
「前回のチラシ、どこに保存したっけ」 「去年のコピーそのまま使うのも芸がないし、でも一から考える時間もない」 「デザイン会社に頼むと納期も費用もかかる。かといって自分で作るとどうしても素人っぽくなる」
こうした悩みは、実は多くの塾・スクールの先生方に共通しています。生徒募集は経営の生命線なのに、なぜか毎回「ゼロから作り直す」ような感覚になってしまう。これは仕組み化されていないからです。
私たちオージャストは、AIを使った制作を自社の様々な業務で実践してきました。展示会の施工手順書を数分で作るツールを作ったり、SNS投稿を1年分まとめて用意して自動投稿する仕組みを回したりしています。その経験から言えるのは、「季節ごとに繰り返す制作物」こそAIとの相性が良いということです。塾・スクールの募集業務は、まさにこのパターンに当てはまります。
チラシは「テンプレート」ではなく「型」をAIに持たせる
多くの方がまず考えるのは、チラシのテンプレートをWordやCanvaで作っておくことです。これは悪くないのですが、季節ごとに訴求ポイントが変わるとテンプレートは意外と使い回しにくいものです。
そこでおすすめしたいのは、テンプレートではなく「型」をAIに渡す方法です。具体的には、以下のような情報をAIにまとめて伝えます。
- 講習の対象学年・科目
- 今回の売り、または保護者が気にするポイント(例:新学年に向けた不安、受験までの期間、部活との両立など)
- 過去に反響のあった文言やキャッチコピー(あれば)
- 塾の雰囲気や強み(少人数制、個別対応、講師の人柄など)
これをAIに入力すると、季節ごとの切り口が違う複数パターンのキャッチコピーや本文案が出てきます。ここで大事なのは、AIが出した案をそのまま使わないことです。実際の生徒や保護者の声、教室の空気感を知っているのは先生自身なので、AIの案を叩き台にして、自分の言葉で3割ほど手直しする、というくらいの距離感がちょうど良いです。
私たちが施工手順書ジェネレーターを作ったときも同じ考え方でした。AIに全部任せるのではなく、「型」を渡して大枠を作らせ、細かい調整は現場の判断に任せる。この役割分担が、時短と品質の両立につながります。
季節ごとの差分だけを更新する仕組みにする
一度AIとのやり取りの型が決まれば、次の季節はその型に「今回の差分」を入れるだけで済みます。夏期講習なら「暑さ対策」「夏休みの生活リズム」、冬期講習なら「受験直前の追い込み」「年明けの目標設定」など、季節特有のキーワードを入れ替えるだけで、ゼロから考える手間がなくなります。
SNS投稿は「1年分まとめて設計」が最も楽
チラシと並んで手間がかかるのがSNS投稿です。InstagramやLINE公式アカウントで、日々の様子や講習の告知を発信している塾・スクールは多いと思いますが、「今日は何を投稿しよう」と毎回考えるのは想像以上に消耗します。
私たちは自社のSNS運用で、1年分の投稿内容をAIでまとめて作成し、毎日自動的に投稿される仕組みを組んでいます。これは塾・スクールの発信にもそのまま応用できる考え方です。
具体的には、年間の行事カレンダー(入塾説明会、模試、講習期間、保護者面談など)を先にAIに渡し、その時期ごとに投稿すべきテーマを一気に洗い出してもらいます。
- 4〜5月:新学年スタート、体験授業の案内
- 7〜8月:夏期講習の告知、勉強法のコツ
- 11〜12月:冬期講習、受験直前の心構え
- 1〜3月:合格報告、新年度に向けた準備
こうして年間の骨組みができれば、あとは月ごと・週ごとに肉付けをしていくだけです。すべてを毎回考えるのではなく、「年に一度、まとめて設計する」ことで、日々の負担が大きく減ります。もちろん、実際の生徒の様子や季節の空気感に合わせて微調整は必要ですが、ゼロから考えるのと、骨組みに肉付けするのとでは、かかる時間が全く違います。
保護者向け案内文は「伝わる言葉」に整えることが9割
季節講習の案内は、チラシやSNSだけでなく、既存の生徒・保護者向けの案内文も欠かせません。ここで意外と時間を取られるのが、「丁寧すぎず、でも失礼にならない」バランスの文面作りです。
保護者向けの案内文は、AIに下書きを作らせるのに向いている分野です。理由は、この手の文章には一定の「型」があるからです。
- 時候の挨拶(簡潔に)
- 講習の概要(期間・対象・料金の案内先)
- 申し込み方法と締切
- 問い合わせ先
この骨格をAIに渡せば、丁寧語のトーンを保ったまま、季節に合わせた挨拶文まで含めて数十秒で下書きが出てきます。ただし、料金や締切といった「間違えられない数字」は必ず人の目でダブルチェックしてください。AIは文章のトーンを整えるのは得意ですが、事実確認は苦手です。ここは私たちが業務自動化ツールを作る際にも徹底しているルールで、AIに任せる範囲と人が確認する範囲を最初にはっきり分けておくことが、結局は一番のミス防止になります。
「毎回ゼロから」をやめるだけで、驚くほど楽になる
塾・スクールの募集業務が大変に感じるのは、内容が難しいからではなく、「毎回ゼロから考えている」ことが原因であるケースがほとんどです。チラシの型、SNSの年間骨組み、案内文のテンプレート、この3つを一度AIと一緒に整えてしまえば、次の季節からは「差分を埋めるだけ」の作業に変わります。
とはいえ、実際にAIとのやり取りを設計したり、年間カレンダーを組んだりする時間すら取れない、という先生も多いはずです。日々の授業や生徒対応で手一杯なのは当然のことです。
そうした場合は、こうした制作作業をまるごと外に出してしまうのも一つの手です。私たちが運営するAI代行堂では、LINEで「今度の夏期講習のチラシとSNS投稿、お願いします」と頼むだけで、スタッフが最適なAIを使い分けながらチラシ・SNS投稿・保護者向け案内文まで代わりに作ります。料金は月額5万円(税抜)とAIの実費のみで、初回は1点無料でお試しいただけます。季節講習のたびに頭を悩ませる時間を、生徒と向き合う時間に変えていただければと思います。
